年齢を重ねると特に気になるのが顔の”シミ”。
スキンケアをサボっていると、30代~40代にかけて気になってくることもしばしばです。
本記事では、男性のシミの原因とセルフケアについて詳しく解説。
注目が高まるシミ取りクリーム(美白クリーム)の選び方も紹介しています。
治すまでに時間がかかるシミだからこそ、できるだけ早く予防・対策していきましょう。
【この記事でわかること】
- 男のシミができる主な原因は3つ!髭剃りもシミの原因になる!?
- シミ対策は、「まずは”シミ取りクリーム”を使ってセルフケア」がオススメ
- 重度のシミは「レーザー治療」でしっかり除去するのがベター
Contents
そもそもシミとは?
シミとは、皮膚の中でメラニン色素が沈着したもの。
皮膚の表面から約0.2mmを表皮と言い、その下に約1.8mmの真皮があります。
この表皮に色が着いている状態=シミです。
ただメラニン色素には、本来紫外線ダメージから肌内部を守る重要な役割があります。
日焼けして肌が黒くなるのも、メラニン色素が肌表面に集まってダメージを防止する正常な反応です。
通常は約28日周期で皮膚が新しく生まれ変わるターンオーバーで、古い皮膚と一緒にメラニン色素も排出されます。
ただ何らかの理由でメラニン色素が過剰生成されたり、排出されないままだと、そのまま皮膚に残ってシミになってしまうんですね。
男性のシミができる原因3つ
実は、女性より男性のほうがシミができやすいと言われています。
その主な理由は、生活習慣の違い。
ここからは、「男性にシミができやすい原因」を解説していきます。
- 日焼け止めクリームを塗らないなど、UV対策不足
- 保湿ケア不足によるターンオーバーの乱れ
- 洗顔や髭剃りなど肌に刺激を与える機会が多い
①UV(紫外線)ケアができていない
紫外線対策ができてないと、シミができやすくなります。
そもそもメラニン色素が増える原因は、主に紫外線です。
紫外線を浴びると、表皮の1番奥にある色素細胞(メラノサイト)が、「メラニン色素を作れ」という命令を出します。
特に、日焼け止めクリームを塗る習慣がない方は要注意。
紫外線をモロに受けているので、どんどんメラニン色素を作り出している状態になりかねません。
- 営業職で外回りが多い
- 職場のデスクが窓際にある
- 紫外線を浴びるレジャーが趣味(ゴルフやサーフィン、キャンプなど)
といった方は、紫外線対策の見直しが必須ですよ。
紫外線には「UVA波・UVB波・UVC波」の3種類があり、UVA波とUVB波が肌に影響を及ぼします。
UVA波 | ・ジワジワと肌の奥を傷付ける。 ・年中降り注ぎ、室内や曇りの日でも屋内に到達する。 |
UVB波 | ・肌の表面を強く攻撃する。 ・夏頃にピークを迎える。 |
特に注意したいのがUVA派。
曇りの日でも雲を通り抜けたり、窓ガラス越しでも降り注いだりしてダメージを与えます。
②スキンケア不足によるターンオーバーの乱れ
保湿ケア不足によるターンオーバーの乱れも、シミができやすくなる原因の1つです。
先述の通り、本来メラニン色素はターンオーバーで自動的に排出される仕組み。
ただし古い皮膚が剥がれるには、新しい皮膚を保護するために水分が必要です。
保湿ケアを怠っていると肌が乾燥し、メラニン色素が留まった古い皮膚が残るのでシミとして沈着してしまうんですね。
「そもそも洗顔・入浴後にスキンケアしていない」
「脂性肌気味で、乳液や保湿クリームを避けている」
といった方は、しっかりと保湿ケアをするのがシミ予防の第一歩です。
皮脂量の多い男性は「ニキビを無理に潰してケアをしない」ことで、シミが増えることも。
ニキビ跡が色素沈着した皮膚がなかなか剥がれ落ちず、シミになりかねません。
ニキビケアをきちんとして、シミになるのを防ぐのも大切ですよ。
③髭剃りや間違った洗顔による肌への刺激
髭剃りや洗顔など肌に刺激を与えると、シミを引き起こしかねません。
実は紫外線だけでなく、肌への外部刺激もメラニン色素を過剰生成させる原因。
顔に刺激を与える機会の多い男性は、シミが増えやすい傾向があります。
- 毎日のシェービング
- 洗浄力の強い成分やスクラブ入りの洗顔料を使う
- 油分を取るために力強く洗ったり、乱暴にタオルで拭ったりする など
さらに女性と比べてプラスミンという炎症物質が多く、シミができやすい体質です。
特に40~50代はプラスミンの発生が多くなり、シミが目立ちやすくなってきます。
刺激を受けるとプラスミンがメラニン色素の生成を促してしまうんですね。
さらに刺激を受けた肌は、肌表面に見えない傷を作り水分を蒸散。
乾燥状態になると外部刺激から肌を守れなり、さらにメラニン色素を増やす悪循環につながりかねません。
だからこそ日常的なスキンケアで、シミ予防に努めることが大切です。
まずは「シミ取りクリーム」でセルフケア!
シミができたときの対策は「隠す」「治す」「取る」の3つです。
その中でも、まずはシミ取りクリームを使ってセルフケアするのがおすすめ。
シミ取りクリームにはメラニン色素を生成する働きを抑制したり、肌のターンオーバーを促す効果があります。
つまり、シミを取り除くサポートをしてくれるクリームなんですね。
シミ取りクリームの期待できる効果は下記の2つ。
- ターンオーバーを促進して、すでにあるシミを徐々に薄くしていく
- シミのもとになる酵素に働きかけ、メラニン色素の生成を阻害する
とはいえ、いきなりポロっとシミが取れるわけではありません。
根気強くシミ取りクリームを使っていくのが、シミの予防・改善につながりますよ。
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美白クリームは「医薬部外品・美白成分」を選ぶとベター
シミ取りクリームは医薬部外品や美白成分があるものを選びましょう。
まず塗り薬には、『医薬品』と『医薬部外品』があります。
- 医薬品…シミを改善する
- 医薬部外品…シミを予防する
セルフケアで重要なのは、すでにあるシミを消すより、早いうちからシミを予防すること。
シミ取りクリームを選ぶときには、下記の成分が配合されているものがおすすめです。
成分名 | 効果 |
---|---|
アルブチン | ・シミを予防する効果がある。 →メラニンを作る酵素の働きを抑制する。 |
ハイドロキノン | ・シミの原因となるメラニン色素を取り除く。 →色素沈着によってくすんだ肌をもとに戻す(還元作用)。 |
コウジ酸 | ・シミの原因となる炎症を抑える。 →肌の黄ぐすみや濃い色のシミにも作用する。 |
ビタミンC誘導体 | ・皮膚の抗酸化作用を促す。 →メラニンを作る酵素を除去する。 |
トラネキサム酸 | ・シミを予防する効果がある。 →肌の炎症を抑え、メラニン色素を抑制する。 |
プラセンタ | ・シミを改善する。 →メラニンの生成を抑制し、肌のターンオーバーを促す。 |
一部の成分にはシミを改善する効果もあるんですね。
まずは自分のシミの原因を分析して、目的にあった成分を選ぶことが大切です。
シミ取りクリームの使い方
ホワイトニングクリームの基本的な使い方は、下記の通り。
- まずは洗顔をして清潔な状態にする
- 化粧水や保湿クリームで肌を保湿する
- シミが気になる部分にやさしく塗りこむ
シミ取りクリームを強く塗りこむと、皮膚への刺激となるのでやさしく塗るのがマスト。
また水分を逃がさないためにも、保湿をしてから塗ります。
シミがはっきりしている部分だけではなく、肌がくすんでいる部分に塗るのもポイント。
シミ取りクリームは顔全体に使えるタイプではなく、シミにピンポイントで作用するものを選びましょう。
先述のとおり、シミ改善にはスキンケアも大切。
乾燥肌や敏感肌は刺激による炎症を起こしやすく、メラニン色素が過剰に分泌されがち。
高保湿成分配合の化粧水や乳液・保湿クリームを使って、毎日ケアしていきましょう。
- ヒアルロン酸
肌表面に保護膜を作って、皮膚の水分蒸発を防ぐ - コラーゲン
肌の角質層に水分を与えて、皮膚をやわらかくしたり、ハリ・弾力を与える - セラミド
皮膚細胞のスキマを埋めて水分蒸発を予防、外部刺激から守る - プラセンタ
コラーゲン・ヒアルロン酸など、肌を構成する成分を生成する細胞を増やす
肌が十分に潤っていれば、紫外線や外部刺激を受けにくくなります。
上記を参考に、成分表示をチェックしながら自分の肌に合うアイテムを選んでみてください。
すでにある重度のシミは「レーザー治療」がベスト!
重度の濃いシミやすぐにシミを取りたい場合は医療機関で対処しましょう。
特に皮膚の深く(真皮層)にできたシミは、セルフケアで完治させることが難しいです。
医療機関へ相談し、レーザー治療で取り除くのをおすすめします。
【レーザー治療を必要とするシミ】
- 脂漏性角化症(別名:老人性疣贅)
シミが厚みを増し表皮が盛り上がっているのが特徴で、体中にできる。 - 花弁状色素斑
花弁状または金平糖のような形をしており、肩から背中にできるシミ。
強い日やけや紫外線を浴びて、メラニン色素の過剰分泌が原因。 - 雀卵斑(別名:そばかす)
鼻のつけ根から両頬にかけて、直径数mm程度の小さなシミができるのが特徴。
思春期前後に色が濃くなるが、20歳を過ぎると徐々に色は薄くなる。
レーザー治療は直接深層部にレーザーを照射し、底に沈着したメラニン細胞を破壊します。シミができている異常細胞のみ破壊し、正常な細胞は傷つけない安全な施術です。
ただ治療後のアフターケアも重要なので、カウンセリングを受けながら慎重に医療機関を選ぶようにしましょう。
レーザー治療ならシミは確実に取れる?
結論からいうと、回数は必要ですが取れることのほうが多いです。
肌のシミの原因となるメラニン色素の母細胞(メラノサイト)を破壊する治療法。
シミの原因を元から絶つので、すばやく改善効果が見込めます。
ただしシミの種類によってはレーザー治療が受けられない場合も…。
基本的にレーザー治療できない場合は申告されますが、適切に処置されないと火傷や水ぶくれなど傷跡が残りかねません。
施術前には医師によるカウンセリングをしっかり受けるのが大切ですよ。
またセルフケアよりややコストがかかるのも留意しておきましょう。
メンズのシミ取りに関するQ&A
Q1.普段の食事でシミ予防できる?
A1.バランスよく栄養を摂取するとターンオーバーが正常に促進されます。
Q2.一時的にシミを隠すにはどうすればいい?
A2.シミ隠しにはBBクリームがおすすめです。
30代以降から徐々に気になり始めるシミ。
UVケアやスキンケア不足で、実は男性のほうが悪化しやすいのが恐ろしいところです。
だからこそ、メンズのシミ対策・予防には日頃のケアが欠かせません。
まずはシミ取りクリームを使って、セルフケアしていくのがオススメ。
下記の美白成分が含まれるアイテムを選んでみてください。
- アルブチン
- ハイドロキノン
- コウジ酸
- ビタミンC誘導体
- トラネキサム酸
- プラセンタ
ただし即効性を求める方や重度のシミにお悩みの場合は、医療機関に相談するのがベター。
肌の状態やシミの原因をしっかり把握して、自分のあった対策で適切なケアをしていきましょう。
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