「ニキビを直しても、ニキビ跡がなかなか消えない…」
メンズは体質的にニキビができやすいため、ニキビ跡に悩んでいる方も多いでしょう。
茶色いシミのようになったり、肌がボコボコしたり…とニキビ跡の種類も多岐に渡ります。
だからこそしっかり原因を知って、最適な手段でケアするのが美肌への近道です。
このページでは、男性のニキビ跡を改善するセルフスキンケアを詳しく解説。
またニキビ跡ができる原因やクリニックでの治療法まで網羅しています。
肌に自信を取り戻すためにも、ぜひ一読してみてください。
【この記事でわかること】
- ニキビ跡の種類は3つ「赤み・色素沈着・クレーター」
- ニキビ跡の改善にはスキンケアが大事!気を付けたいスキンケア方法
- 「治らない」と思うニキビ跡はクリニックを受診しよう
メンズのニキビ跡の種類・原因
まずは症状ごとにニキビ跡ができる原因をチェックしていきましょう。
- 赤み…ニキビが治っても肌に赤みが残る
- 色素沈着…ニキビができていた場所に茶色いシミが残る
- クレーター…ニキビが治っても肌がデコボコしている
赤み(炎症によるうっ血)
赤みが残るニキビ跡は、ニキビ周辺の毛細血管のうっ血*が原因。
(*血液の流れが悪くなり、滞ってしまうこと)
そもそもニキビが肌にダメージを与えると、損傷した皮膚組織を修復するために毛細血管が集中します。
血液が一箇所に集まるため、赤い色素が濃く見えるんですね。
ニキビの炎症が収まったあとも、体質や刺激によって赤みが残ってしまうとニキビ跡になってしまいます。
乱暴なスキンケアや偏った食生活など、肌や血管の回復を妨げるのを避けるのが重要です。
色素沈着(茶色いシミ)
ニキビ跡の原因の中でも多いのが、炎症後の色素沈着です。
ニキビ跡の色素沈着とは、ニキビの炎症によってメラニン色素が皮膚に残った状態を指します。
肌はニキビができると、炎症を抑えるためにメラニン色素を生成。
通常メラニン色素は肌の新陳代謝(ターンオーバー)によって、古い角質や垢と一緒に体外に排出されます。
しかしニキビに刺激を与えたり、スキンケアが不十分だったりして過剰生成されると、排出しきれない分が角質内部に残ってニキビ跡になってしまうんですね。
また、ニキビができた部分は代謝機能が弱まっている状態。
メラニン色素の分解・排出がしにくい部分なので、炎症したニキビを悪化させないのが先決です。
クレーター肌(凸凹したへこみ)
クレーター肌になっていることも、ニキビ跡が目立つ大きな原因です。
クレーターは炎症によってニキビ周辺の組織が破壊され、皮膚が陥没した状態。
主に肌の構成成分であるコラーゲンが破壊されて、デコボコの跡になってしまうんですね。
また、クレーターは大きく3つに分類されます。
- ボックス型…目立つ四角い凹み
- アイスピック型…2㎜以下でアイスピックで突き刺したように小さな凹み
- ローリング型…直径4㎜以上で丸く緩やかな凹み
いずれにしても、内部までダメージを受けている場合はセルフケアでの改善は難しいことも…。
つまり、ニキビができたらクレーター化しないように防ぐのが重要なんですね。
万が一すでに深いクレーターがある場合は、専門機関で治療を受けるほうが望ましいでしょう。
ニキビ跡の改善には「スキンケアの見直し」が必須!
1度できてしまったニキビ跡を改善するには、ターンオーバーを整えるのがカギ。
そのためには、基本的なスキンケアを丁寧にするのが大切です。
傷ついた角質を排出&新しい肌へ生まれ変わるサポートをしていきましょう。
- 洗顔…しっかり泡立てて洗い、30℃前後のぬるま湯ですすぐ
- 化粧水・乳液…適量を手で軽くあたため、やさしくなじませる
刺激を与えないようにやさしく洗顔する
まずニキビ跡の改善には、刺激を与えずにやさしく洗顔することが重要です。
- 30~34℃前後のぬるま湯で顔をすすぐ
- 洗顔料をしっかり泡立てる
- ニキビ跡を泡でやさしく転がすように洗う
- 毛穴の汚れを泡で掬い取るイメージで洗う
- 30℃前後のぬるま湯で泡を洗い流す
- 泡を落とした後もしっかり十分にすすぐ
まず肌表面についているホコリや汚れを落とすために、顔をぬるま湯で素洗いしましょう。
素洗いすることにより、洗顔による肌への負担を軽減できます。
お湯の温度は、30~34℃程度がベスト。
熱いお湯は肌を守る皮脂まで落として、かえってターンオーバーの妨げになりかねません。
洗顔料を泡立てるときは、泡立てネットを使うときめ細かな泡を作れます。
毛穴の汚れを泡で押し出す(掬い取る)イメージで、やさしく泡を広げましょう。
刺激になってニキビ跡を悪化させるので、ゴシゴシ強くこするのはNGですよ。
洗顔の頻度は朝晩の1日2回までにとどめましょう。
洗い過ぎによる刺激は、かえって肌荒れやニキビ跡の悪化を招きかねません。
日中の脂っぽさが気になるなら、ティッシュで軽く抑えて対処するのがベターです。
化粧水・乳液でしっかり保湿してターンオーバーを整える
化粧水と乳液でしっかり保湿するのも、ニキビ跡の改善には欠かせません。
特に洗顔後は皮脂を洗い流しているため、皮膚表面の水分が蒸発しやすい状態。
肌が乾燥するとターンオーバーが乱れたり、新たなニキビができたりする原因になりかねません。
化粧水はたっぷり出し、手のひらで温めると肌なじみがよくなります。
乳液は1円玉~10円玉大の適量を、乾燥しやすい頬や目元からなじませて、残った分を額や鼻に付ける程度でOKです。
また保湿アイテムは、ニキビ跡の状態にあった配合成分を選ぶとさらに効果的ですよ。
ニキビ跡の症状 | おすすめの成分 | 効果 |
---|---|---|
赤み | ・アラントイン ・グリチルリチン酸 | 炎症を抑える |
色素沈着 | ・ビタミンC誘導体 ・プラセンタ | メラニン色素の排出をサポートする |
美容エキス&植物エキスの保湿力
レグノス化粧水&乳液
当サイトを運営するREGNOSでは、品質とニーズにこだわったメンズ専用アイテムをご用意しています。
ニキビ跡をケアするなら、レグノス化粧水&乳液がおすすめです。
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※セラミドNG,セラミドNP,セラミドAP。
洗顔後に不足しがちなうるおいを補う、高保湿成分をたっぷり配合。
肌トラブルが起きている肌でも、ニキビ後の肌でも、ピリピリとした刺激を感じにくいのもポイントです。
ニキビ肌のスキンケアに迷っている方は、ぜひ1度お試しください。
日中の紫外線対策もニキビ跡改善に重要
紫外線はニキビの炎症を悪化させてしまうため、日焼け対策も欠かせません。
- 日焼け止めクリームを塗る
→普段づかいならSPF15~20/PA++程度
レジャーなど紫外線を浴びる日はSPF30~50/PA++++ - つばの広い帽子を被る
- 日傘を差す
といった工夫をしてみてくださいね。
重度のクレーター・ニキビ跡はクリニックで治療する
セルフケアで改善しないニキビ跡や重度のクレーター肌は、クリニックで治療がおすすめ。
特にクレータータイプのニキビ跡はセルフケアで改善することが難しいため、皮膚科での治療が効果的です。
皮膚科で受けられるニキビ跡の治療には、下記の治療法があります。
- ケミカルピーリング
- フラクショナルCO2レーザー
- PRP治療(再生治療)
まずはカウンセリングを受けて、最適な施術を選びましょう。
またクリニックの治療は保険適用外の場合があるので、予算等も考慮したうえで選ぶことが大切です。
メディカルピーリング
メディカルピーリングは、古い角質を排除して新しい皮膚の再生を活性化させる治療です。
- ニキビや毛穴のザラつきの解消
- シミ・くすみなど色素沈着の改善
といった症状に効果的なので、色素沈着によるニキビ跡に効果的です。
メディカルピーリングは、市販のピーリング剤よりも即効性があるのが特徴。
約3ヶ月程度でニキビ跡改善の効果が出てきます。
医療機関によっては刺激や副作用のほとんどないピーリングもあるので、敏感肌気味の方にもおすすめです。
フラクショナルCO2レーザー
フラクショナルレーザーは、レーザーで微細な点状の穴を作ることで新しい皮膚の再生を促す治療です。
レーザーで小さな穴をあけたあと、穴が塞がる前に薬剤を投入し、皮膚の深部まで薬剤が浸透されます。
レーザー治療は短期間でニキビ跡を改善することが可能。
またダウンタイムが短く、比較的時間がかからないのがポイントです。
また継続した治療を受けることで、皮膚の自己再生能力が向上。
ニキビ跡の改善だけではなく、ハリがあるキメの整った肌に改善されます。
PRP治療(再生治療)
PRP治療とは、自分の血液を摂取してPRP(多血小板血漿)を作り、ニキビ跡に注入する治療です。
※多血小板血漿は血液中に含まれる血小板や白血球など体細胞を利用すること。
血小板に含まれる成長因子のはたらきにより、細胞の再生が促進。
ターンオーバーの周期が早くなるので、徐々にニキビ跡が目立ちにくくなります。
またPRP注射は自分の血液から注入液を作るため、感染やアレルギーなど副作用のリスクが少ないのがメリット。
日帰りで気軽に施術できる再生医療であり、ニキビ跡への効果も期待できる治療です。
ニキビ跡に関するQ&A
Q1.ニキビ跡をすぐに消す・隠す方法はある?
A1.ニキビ跡を隠したいなら、簡単に使えるBBクリームがオススメです。
Q2.ニキビ跡を消す市販薬・クリームはある?
A2.ニキビ跡を改善する成分が含まれたアイテムを選びましょう。
Q3.高校生のニキビ跡はどうすればいい?
A3.日頃の食生活やスキンケアを見直しましょう。
ニキビ跡は赤みや茶色い色素沈着、クレーターなど様々な症状があります。
いずれにしても、軽度の場合は悪化する前にスキンケアを見直すのが最優先です。
- 肌を刺激しないように丁寧に洗顔する
→よく泡立てた泡でやさしく洗い、30~34℃のぬるま湯で洗い流す - 洗顔後に化粧水・乳液でしっかり保湿する
→化粧水はたっぷり出し、手で軽くあたためてからやさしくなじませる
乳液は適量を目元・頬→フェイスライン→Tゾーンに塗っていく
ただしセルフケアで改善しない重度のニキビ跡は、クリニックで治療を受けることをおすすめします。
1度できてしまったニキビ跡を完全に治すのは容易ではありません。
まずはニキビができないように、正しいスキンケアを身につけるのも大切ですよ。
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