「最近肌がカサついている」
「髭剃り後はヒリついてしまう」
「何度洗っても顔がテカる…」
こんな悩みは、全て化粧水で解決できるかもしれません。
男性もスキンケアが当たり前になってきた昨今ですが、まだ使っていない・使い方がよくわからないという方もいらっしゃるはず。
髭を剃ったり、顔を洗ったりする機会が多いメンズこそ、実は化粧水をしっかり使うべきなんです。
そこでこのページでは、男性の化粧水の使い方・選び方を詳しく解説。
「化粧水って使わなきゃダメなの?」という疑問にも答えています。
正しく化粧水を使って、肌トラブルのないキレイな素肌を手に入れましょう。
【この記事でわかること】
- 皮脂量が多い・髭を剃るメンズの肌こそ、化粧水で整えるのが欠かせない!
- 化粧水を選ぶポイントは「肌質」と「肌トラブル回避」
- 化粧水はケチらずたっぷりと使うのが正しい使い方
Contents
男は化粧水がいらない?メンズだからこそ必要!
化粧水をつけない人もいますが、男性の肌にこそ化粧水は必須です。
たしかに男性はホルモンの関係で、顔の皮脂量が多くなる傾向。
一見保湿ケアは不必要に思えますが、保湿しないと肌荒れしやすくなります。
特に顔がテカりやすいという方は、実は肌の水分が足りていないことがほとんど。
乾燥を補うために皮脂を過剰に出して、脂性肌を悪化させている可能性が高いです。
皮脂が出過ぎるとニキビになりやすく、肌がデコボコしかねません。
また、男性は毎日の髭剃りで肌にダメージを受けています。
傷付いた肌からは水分が蒸発しやすく、乾燥肌になりがちです。
化粧水の大きな役割は、皮膚の水分補給。
角質をやわらかくして肌をうるおすことで、肌荒れを抑えてくれます。
肌を整えて清潔感を保つには、化粧水での保湿ケアが欠かせませんよ。
メンズ化粧水を選ぶポイント2つ
保湿ケアが欠かせないとはいえ、闇雲に化粧水を使えば良いわけではありません。
以下のポイントを抑えて、自分の肌事情にあった化粧水を選びましょう。
- 自分の肌質に合った保湿成分・テクスチャーを選ぶ
- 肌トラブルを予防できる配合成分を選ぶ
肌質に合わせて保湿成分・テクスチャーを選ぶ
メンズ化粧水は、自分の肌質に合わせて選ぶのが大切。
肌質は大きく分けて、「脂性肌・乾燥肌・混合肌」の3タイプに分けられます。
それぞれの肌質にあった保湿成分を選ぶと、整いやすいですよ。
肌タイプ | 特徴 | おすすめの化粧水の成分 |
---|---|---|
オイリー肌(脂性肌) | 肌の油分が足りているが、水分が不足しがち。 男性の肌に多く、ニキビができやすい。 |
|
乾燥肌 | 肌の油分と水分が不足しがち。 角質のバリア機能が低下しているため、かさつきや外部刺激に弱い。 |
|
混合肌 | 額、鼻の油分は多いが、頬や目元の油分が少ない。 肌の油分と水分のバランスが崩れている状態。 |
|
また化粧水選びには、肌に合ったテクスチャー(触り心地やつけ心地)も重要です。
「化粧水を塗ったあとのベタツキ(とろみ)が気になる」
「さらっとしてて化粧水を使った気がしない」
など、テクスチャーによってはしっくりこない場合も…。
効果を最大限に感じるには、毎日化粧水をつけるのが大前提。
使い続けても違和感がない化粧水を選ぶのも継続のカギですよ。
脂性肌はオールインワン化粧品に注意
特に脂性肌の方は、オールインワン化粧品を慎重に使うようにしてください。
オールインワン化粧品とは、「化粧水・乳液・保湿クリーム・美容液」等が一体になった化粧品のこと。
基本的に保湿効果が高いものが多いので、脂性肌にはしっとりしすぎてかえって肌がテカってしまうことも…。
1つでスキンケアがまとめてできるので便利ですが、さっぱりしたテクスチャーのものを選ぶなど工夫してください。
ニキビ、肌荒れを予防する配合成分を選ぶ
ニキビや肌荒れを防止したいなら、肌トラブルを防止できる化粧水を選ぶのがベター。
【ニキビ肌】
- ノンコメドジェニックタイプ
- 抗炎症成分
(グリチルリチン酸2K、サリチル酸など) - 高保水成分
(アミノ酸、ヒアルロン酸など) - 皮脂を抑える成分
(ビタミンC誘導体など)
【敏感肌・髭剃りの後の肌荒れ】
- 添加物フリー
(香料・着色料・エタノール・メントールが入っていないもの) - 高保湿成分
(セラミド、コラーゲン、グリセリンなど)
たとえば、ニキビ予防に効果的な化粧水の成分はビタミンC誘導体。
ニキビの予防だけでなく、ニキビ跡を作らせない(色素沈着を防ぐ)効果が期待できますよ。
また、「髭剃りのあとに化粧水を使うとヒリヒリする…」という男性も多いはず。
肌表面が傷ついている状態なので、刺激の強い成分に反応しやすいんですね。
エタノールなどの刺激を避け、高保湿成分でしっかり肌を整えることが重要ですよ。
(関連:【男のニキビの原因&速攻で治す方法】繰り返す大人ニキビを予防して美肌になろう)
メンズ化粧品の正しい使い方をチェック!
- 化粧水を”500円玉の大きさ”になるぐらい出す
- 手のひらで温めて浸透率を上げる
- 頬やアゴなど乾燥しやすい部分からなじませる
- 頬やおでこなど、顔全体をハンドプレスする
(※ハンドプレス…適度な圧力をかけて肌になじませること)
メンズの場合、肌が硬く化粧水が浸透しにくいので、たっぷり使うことが鉄則です。
また、より肌になじみやすくするため、手の温度で化粧水を温めるのもポイント。
冷たいままの状態よりも肌なじみが良くなりますよ。
化粧水を塗る箇所は、乾燥しやすい部位から順番に。
髪の生え際やフェイスラインなど、塗り忘れがちな箇所も指先でまんべんなく広げましょう。
化粧水を塗った後は、肌に密着させるように手のひらでハンドプレス。
手の温度で化粧水が温まり、さらに浸透しやすくなります。
擦り塗りや叩き塗りはNG!
化粧水を塗るとき、乾燥しやすい部位といって強く擦る塗り方は控えましょう。
過度な摩擦は肌への刺激となり、肌トラブルのもとになります。
特にメンズがやりがちなパンパンと叩きながら塗る「叩き塗り」はNG。
叩き塗りも擦り塗りと同様に、肌への刺激となってしまいかねません。
手のひらで肌を抑えるようにしながら、じっくり塗り広げるのがコツですよ。
高級じゃなくてOK!市販でも使い続けることが重要
化粧水は高い安いにかかわらず、同じアイテムを使い続けることが重要です。
もちろん高いスキンケアアイテムは、良い成分が含まれることも期待できます。
ただ高い化粧品をケチケチしながら使うよりは、安い市販品をたっぷり使い続ける方が効果的なんですね。
先述のとおり、化粧水は肌質に合うものを使うのがベスト。
値段に惑わされず、無理なく使用できる価格の化粧水を選びましょう。
「男に化粧水はいらない」という意見がありますが、メンズだからこそ化粧水は必須。
肌の水分不足だったり、毎日髭剃りをしたりと、男性の肌はダメージを受けがちです。
だからこそ、しっかり肌を保湿しなくてはいけません。
その第1段階として、化粧水を使うことから始めましょう。
肌を保湿することでテカリを抑えたり、肌荒れを予防する効果があります。
化粧水を選ぶ際には下記に注目してみてください。
- 自分の肌質に合った化粧水を選ぶ
→脂性肌・乾燥肌・混合肌に合った保湿成分に注目 - 肌トラブルを予防できる化粧水を選ぶ
→ニキビ予防・髭剃り後のヒリヒリ対策など、目的に合わせて配合成分をチェック
決して高い化粧品を選ぶ必要はありません。
自分に合った化粧水をたっぷり使い続けることが、美肌を手に入れるカギですよ。
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