髭をキレイに処理していないメンズは、清潔感がないと判断されがち。
だが、髭は毎日剃っても生えてくるものだ。
脱毛に行くには、お金がかかりすぎる。
そこでおすすめなのが、除毛クリームを使った髭対策。
ただし顔周辺の肌は、体よりも皮膚が薄く敏感なため、使う際には注意が必要だ。
本記事では、髭対策に使除毛クリームの選び方や正しい使い方について解説していく。
【この記事でわかること】
- 髭に使える除毛クリームの選び方!「顔用」と記載されているのが絶対条件
- 髭対策に使う除毛クリームのポイントは指定時間の厳守!
- パッチテストと日焼け対策は抜かりなく!
Contents
髭に使える市販脱毛クリームを選ぶポイント2つ
除毛クリームに配合される毛を溶かす成分は肌にも負担がかかるのがネック。
とくに顔周辺は皮膚が薄く、除毛クリームの刺激を感じやすい。
髭対策の除毛クリームの選ぶときは、下記に注目して選ぶのがベストだ。
- 顔周辺の使用ができるか
- 保湿成分配合の低刺激のものか
①顔に使える除毛クリームを選ぶ
まずは顔に使える除毛クリームか確認しておこう。
大半の除毛クリームは、腕や足などの身体用に作られていることがほとんど。
皮膚の強い身体用の除毛クリームは、顔に使うには効果が強すぎるのだ。
- 顔の皮膚には刺激が強く、肌荒れする
- ”ツン”と鼻をつく刺激臭があり、鼻に近い使用は気分が悪くなる
- 塗っているときや洗い流すときに、目や口に入ると危ない
※目に入ると最悪、失明する危険性がある
「顔、頭部に使用しないでください」と記載された商品は、絶対に独断で顔に使わないようにしよう。
毛穴が炎症を起こして湿疹やかゆみ、腫れなどの肌トラブルを起こしかねない。
除毛クリームを髭に使いたいなら、必ず「顔対応」と記載されたものを選ぶようにしよう。
②保湿成分が入っている商品を選ぶ
顔に使うなら、保湿成分が含まれている除毛クリームがおすすめ。
顔の皮膚は腕や足よりも薄いため、低刺激のアイテムを選ぶのがベターだ。
除毛クリームを使った直後の肌は、ダメージを受けやすい状態。
紫外線や摩擦など外部刺激を受けて肌が傷つくと、肌荒れしかねない。
下記のように、肌にうるおいを与えて刺激に対するバリア機能を向上させる成分を取り入れよう。
- グリチルリチン酸2K…抗炎症作用があり、炎症を抑える
- 大豆エキス…肌内部(角質層)の水分量を保つ
(肌のうるおいを保ってくれる) - アロエエキス…保湿作用があり、傷の治りを促進する
また保湿することによって、毛穴が閉じて髭が目立たなくなるメリットもある。
特に乾燥肌の方は、下記の成分がオススメだ。
- ビタミンC誘導体…毛穴を引き締め、くすみやシミを減らす働きがある
- レチノイン酸…肌の乾燥予防や、きめ細かい皮膚へと改善する
- エラスチン…肌のハリや弾力をつくり、毛穴を引き締める
髭対策の除毛クリームの正しい使い方
肌荒れを避けるためにも、除毛クリームの使い方を知っておこう。
- 温タオルなどで髭部分を温める
- 顔をキレイに洗い、毛穴の汚れを落とす
- 乾いた清潔なタオルで水分を拭き取る
- 除毛クリームを塗って、5~10分放置する
- スポンジやタオルで拭き取ったあと、ぬるま湯で洗い流す
- 化粧水・保湿クリームなどを塗って保湿ケアする
より除毛効果が出るように、髭を温めるのがポイント。
毛穴を広げることによって、除毛クリームが肌に浸透しやすくなる。
肌荒れを避けるために、商品ごとに放置時間を必ず守るようにしよう。
もちろん除毛後は化粧水・保湿クリームなどでしっかりアフターケアを忘れずに。
抑毛ローションの併用で髭を薄くできる
除毛クリームを使ったあと、抑毛ローションを併用するのもおすすめ。
抑毛ローションは毛の成長を止め、髭を薄くする効果を期待できる。
抑毛ローションは、下記の成分が含まれるものを選ぶといいだろう。
- イソフラボン…女性ホルモンに似た構造。ムダ毛の成長を抑える
- パイナップル成分…タンパク質を分解して毛質を柔らかくしたり、発毛する力を弱める
髭に除毛クリームを使う際の注意点2つ
除毛クリームを髭対策に使う場合、下記の2点はしっかり守ろう。
パッチテストをして肌への影響がないか確認する
除毛クリームを使用する前日は、極度の日焼けを避ける
必ずパッチテストをして肌質に合っているか確かめる
除毛クリームを使う前には、必ずパッチテストするのが大前提だ。
- あご下やフェイスラインの目立たない部分に、除毛クリームを10円玉サイズに塗る
- 除毛クリームを塗ったら5~10分放置する(※商品の指定時間に従う)
- 清潔なタオルやスポンジで除毛クリームを拭き取る
- クリームの成分が肌に残らないように、ぬるま湯でやさしく洗い流す
- テスト後1~2日ほど肌の様子を見る
パッチテストをしてから48時間以上、肌に異常がなければそのまま除毛を続けてOKだ。
逆にパッチテスト中にに痛みを感じたら、すぐにクリームを洗い流して使用を控えるようにしよう。
かゆみや腫れなど異常が続く場合は、必ず皮膚科を受診してほしい。
除毛クリームの使用中は日焼け対策をする
除毛クリームの使用中は日焼けをしないのも重要だ。
先述のとおり、除毛クリームを使用した肌は刺激に敏感な状態。
紫外線を浴びると乾燥や湿疹といった肌トラブルを引き起こしかねない。
髭の除毛後は、低刺激の日焼け止めクリームを塗るのがベストだ。
さらに「外出時は日陰を歩く」「つばの広い帽子をかぶる」など、UVケアもしておこう。
また、日焼け直後の肌に除毛クリームを使うのもNG。
日焼けは軽いやけど状態と同じであり、皮膚がダメージを受けている。
その上から除毛クリームを使ってしまうと、肌への負担が大きくなってしまうのだ。
除毛クリームを使いたいなら、日焼けをした日から2~3日空けてからがベスト。
とくに青髭を隠すために肌を焼いているメンズは注意しておこう。
髭を完全に脱毛するならメンズクリック・脱毛サロンがベスト
髭を完全になくしたいなら、メンズクリニックや脱毛器などを利用しよう。
クリニックやサロンでは、「フラッシュ脱毛」「医療レーザー脱毛」「ニードル脱毛」の3つの種類がある。
それぞれの特徴を下記の表にまとめてみた。
\ | フラッシュ脱毛 | 医療レーザー脱毛 | ニードル脱毛 |
---|---|---|---|
メリット |
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デメリット |
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クリニックやサロンは、プロが髭を脱毛してくれる。
定期的に通える余裕があれば、クリニックやサロンに行くのも大いにアリだ。
除毛クリームは、毛根から脱毛できるメリットがある。
カミソリで剃った後のような青髭も目立たない。
一方で、肌への刺激が強かったり、定期的な手入れが必要。
また正しい使い方をしなければ、十分な効果は得られず、肌荒れの原因にもなるのだ。
髭に除毛クリームを使う場合は、しっかり使用方法を遵守しよう。
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